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UVフロアコーティングとは?
UVフロアコーティングの特徴
UVフロアコーティングは、2006年に開発された比較的新しいコーティング技術です。
紫外線を当てることによって硬化する特殊な樹脂をフローリングに塗り、その後紫外線ライトを当てます。数秒で硬化するので、他のコーティングとは異なり、塗料を乾かす手間がありません。高級家具、ピアノ、車、携帯電話などにもこの技術は使われているそうです。
UVフロアコーティングの効果は非常に高く、コーティング後のフローリングに火のついた煙草をおしつけても、コインでこすっても、漂白剤をこぼしても跡が残らなかったという実験結果もあるそうです。
UVフロアコーティングのメリット
まずUVフロアコーティングの場合、数秒で硬化するため、乾かすための時間のロスがないことがあげられます。
さらに、非常に強いコーティングで、水、油、傷などはもちろん、薬品、熱、摩擦にも強いというメリットがあります。
さらに、他のコーティングと比べて耐用年数が長いこともあげられます。シリコンコーティングでも長くて15年ほど、ガラスコーティングでも長くて20年ほどですが、UVフロアコーティングの場合、最高で30年耐用年数があるといわれています。
1回コーティングすればリフォームするまで持つといっても過言ではなく、そのことは大きなメリットといえます。
UVフロアコーティングのデメリット
UVコーティングの最大のデメリット、それはなによりもコストがかかるという点にあります。特殊な機材と技術面でも高い水準が求められますので、通常30㎡で20万円以上かかりますから、出費としては大きいといえます。
また、仕上がりの面ではマットの仕上げを望む方には不向きで、艶仕上げのみにしか対応していませんし、厚みが出てしまいやすいという欠点があげられます。
また、業者によって使っているコーティング剤の品質は異なりますので、依頼した業者によっては価格に見合った品質ではないということも考えられますので、業者をきちんと選定する必要があります。
他のフロアコーティングとの違い
フロアーコーティングはどれも耐久年数、耐摩擦性、耐熱性において大きなメリットがあります。
その中でポイントとなるのは、耐久年数で、「ウレタンコーティング」なら5~10年、「シリコンコーティング」なら10年~15年、「ガラスコーティング」なら15~20年、そして「UVフロアコーティング」の場合は20年以上、30年と掲げている業者もあります。つまり、なによりも大きいのは、長期間コーティングをし直すことなく保てるということです。
また、フーリングだけではなく、高級家具、車、携帯電話など日常生活のなかでさまざまな物に使われているUVフロアコーティングですから、その安全性の高さも評価されています。